11月の日経夕刊に、ミュージシャンのサエキけんぞう氏が日本発シティ・ポップについての考察記事を連載していました。
基本的にはこれまでのシティ・ポップの歴史の振り返りですが、最終回の11月30日の記事では将来のJ-POPブームを予言しています。
現在の世界の音楽マーケットは、BTSに代表される打ち込み音楽が主流。
「打ち込み音楽」とは初めて知りましたが、主にミュージックシーケンサーやドラムマシンなどに前もって演奏情報を入力しておいて(打ち込んでおいて)、それを再生することで演奏を実現させる技法、またはその結果として作成された音楽のこと。(ウィキペディアより)
たしかにYoutubeで流すのに、生演奏の必要はありません。
それがだんだん生演奏の音楽の人気が復活してきているようで、そこに影響を与えたのが日本のシティ・ポップらしいです。
サエキ氏によると、生演奏の音楽がヒットチャートを賑わしている国は日本くらいだそうです。
生演奏は、ある意味アナログの世界。
一度衰えてしまうと、復活するのはなかなか大変。
生演奏が人気になれば日本のミュージシャンの出番。
世界でも指折りのマーケットで鍛えられた日本のミュージシャンが、世界で認められるのも遠くないのでは、という感じ。
日本のミュージシャンでハードルになるのが言葉の問題。
その点、RADWINPSの野田さんなんかは幼少期にアメリカにいたので大丈夫そう。
「君の名は。」の楽曲も英語バージョンがあるくらいだし。
あとは世界で結果をだしているプロデューサーと組めれば世界制覇も夢ではないかも。
手始めにイカ天復活させて世界配信だな。