裁判は起こしたことも起こされたこともないのでよくわからないけど、裁判を有利に進めるための訴訟戦術はあるようです。
その点からすると、これはどうなんだろう。
スシローのしょうゆ差しなめで損害賠償を起こされた少年側が、「客が減少した原因は他店舗との競合も考えられる」としたもの。
賠償額を少しでも少なくしようとしたんでしょうか。
まあ弁護士が考えたのだから、裁判官の思考回路を考えてこうしたんでしょうね。
でも一般の人でこれに賛同する人は多くないのではないかなあ。
外食した時に、誰かがなにか妙なことをしていないか疑心暗鬼になったのは事実。
この少年だけのせいではないけれど、多くの店で調味料や付け合わせの提供方法が大幅に変わってしまいました。
おかけで不便なことこの上ない。
こいつらがこんなことしなければ、以前の平和な日々が続いていたのにと思う人は少なくないはず。
それなのに、客足が落ちたのを店に責任転嫁するとはねえ。
少年は謝罪していることは以前の報道で伝えられています。
その影響か、少年に同情する声はそれなりにあったのに、こんな世の中にケンカ売るような主張されたら味方だった人まで離れていくんじゃないかなあ。
ひたすら低姿勢に徹して、世の中の同情を買う作戦のほうがよかったように思うけど。
弁護士の訴訟戦術からして、どんな裁判になるんでしょうね。