社会人になりたての頃、よく会社は学校じゃないと怒られたもの。
学生気分が抜けないことに喝を入れられたものですが、久しぶりにこの言葉を文字で見ました。
記事の内容としては、部下の育成を会社から求められている管理職の悩みの回答。
やる気のない部下にどう接したらいいかというもの。
答えは言い訳を聞いて最後にどうしたいというところに持っていき、行動させることだそうです。
育成は業務を進めるための手段であって目的ではないと喝破しています。
当然、教育が目的の学校とは異なる、ということですね。
なるほどねえ。
言われてみればその通り。
部下の教育は管理者の仕事の一部ではありますが、それが目的になっていることはよくあります。
私は元IT職ですが管理を任されていた時、情報処理試験の合格者数をノルマにさせられたことがあります。
当時はそんなものかなと思っていましたが。
免許のようにそれがないと仕事ができないならともかく、単に箔をつけるだけのようなものなら無理に取らせる必要もなかったかもしれない。
みんな受検するからわかりやすいという面はありましたけどね。
仕事の内容と目標を明確にして、そのために不足しているものは何かを自分から言わせるという形にしていればお互い納得しやすいか。
最近はブラック企業のみならず、ゆるブラック企業まで現れているようだけど、あまりにも社員に迎合しすぎていないかな。
社員から自発的に動いてもらうような社風の企業がこれから増えていけばいいのだけれど。