おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

自分のことだけ考えるのは結局損することになるんだけど

自転車競技は相手とは別に風圧との戦いでもあります。
先頭で走るとそのぶん風圧をもろに受けるので、その選手の直後に走る方が有利。

 

だから競輪なんかも、何人かでラインを組んで強力な先行選手の後ろには人数が並びます。
よくレースでは勝ちを放棄するかのようにバカ逃げをする選手がいますが、それは後続の選手を勝たせるため。
自分が風圧の盾になって後ろの選手にチャンスをあげているのです。

 

なんでそんなことをするかというと、選手人生で何百レースも出場するから。
もし他のラインの先行選手に負けなかった場合、そのレースで惨敗しても今後のレースでは後ろに選手が多くついてくれます。

そうすると、他のラインの選手の数が少なくなって後々有利な展開が見込めます。
まさに損して得取れ。

 

仕掛けを遅らせて自分が勝つレースもできますが、それを繰り返すと後ろについてくれなくなります。
目先のレースだけ考えていると、長い選手生活の中ではやりづらくなるのです。


これはどの社会でも同じ。
自分のことばかり考えていると、どんどん味方は減っていきます。
少しくらい損することがあっても恩を売ることで後々自分に返ってくるのは「情けは人のためならず」のことわざでもおなじみ。

 

その意味では自見英子万博担当相は、相当自分勝手な人のよう。
所属している二階派に退会届を出したようですが、派閥を怒らせたようです。

 

news.yahoo.co.jp

 

そんなに大臣の椅子は心地いいんでしょうか。
どうせ来年の春くらいまでなんだから、今辞めても大差ない気がしますが。
これで一気に仲間の信頼を失ったことでしょう。
今後誰も助けてくれないんじゃないかな。
自業自得の典型。

 

自見大臣は競輪を観戦しとくべきでしたね。