会社勤めをしていた頃、新年あけてしばらくたったこの頃は憂鬱でした。
来期の予算や組織の構成など、いろいろと作るものが多いこと。
特に人のやりくり。
必ずしも希望じゃない仕事に従事している人がいたり、明らかに向いてない人をどうしようとか。
もう会社辞めて10年以上経っているのですが、こんなことを思い出したのはこのニュースを聞いたから。
自民党って、これまで派閥を中心に動いていたのにいきなり解散してまともに動くのかな。
会社でいうと事業部制で動いているのに、事業部を解散してしまうようなもの。
それも、一部の事業部だけ。
普通は機能しなくなります。
国会はもう目の前。
代表質問とか各委員会とかで誰がどんな質問するのかとか、これまで決めていたルールがダメになるはず。
派閥解散するなら、しっかりと無くした後の組織運営の大枠でも示さなければ。
それがないなら、今までの延長線上で行うしかありません。
それでなんとなくうまくいったら、これでいいじゃんということになる。
結果派閥が残ることになりますが、こうなっちゃうんじゃないかなあ。
逆にごく短期間に新しい運営方針を示したらたいしたもの。
組織改革のひとつのモデルケースになるかもしれません。
これが15年前に起きていたら、勤務していた会社のやり方もちょっと変わっていたかもしれないな。
でもこの手の改革が成功するかしないかは、リーダーがどれだけブレずに貫徹できるかだと思う。
ところが早速叱られてしょぼんとなっているようす。
あまり期待できそうにありませんね。