今年の確定申告も無事終了。
昨年の10月から消費税課税業者になったので消費税の確定申告も。
これまで確定申告というと所得税のことしか考えなくてよかった、というより確定申告は一つしかないものだと思っていました。
だから別紙が何枚か追加する感じかと思っていました。
実際はまったく別物。
e-Taxで送る時も所得税と消費税と2回送らなければいけません。
私は青色申告会でやってくれたからよかったけど、インボイス対応で課税業者になった人たちはわかっているのかな。
ちなみに消費税の計算自体は、インボイス対応を機に課税業者になった人ならごく簡単。
備忘録的に書いておくと2023年10月から課税業者になった人は、「売上にかかる消費税額」から「売上税額の8割」を差し引いた額を納付する、2割特例が使えます。
計算式は以下のとおり。
①課税標準額 税込み売上金額の合計×100/110
②消費税額 ①×7.8%
③控除対象仕入税額 ②×80%
④納付税額 ②-③
⑤地方消費税納税額 ④×22/78
⑥消費税及び地方消費税の合計 ④+⑤
となって、⑥が実際の納税額になります。
但しこの2割特例は令和8年9月30日までの期間限定。
これを過ぎると簡易課税か原則課税のどちらかになります。
さて、その頃はまだこの仕事をしているだろうか。
65歳まではまだちょっと時間があるからなあ。