新入社員の怖いもので間違いなくトップを争うのが電話をとること。
令和の時代になってもそれは変わらないようです。
会社にかかってきた電話をとるのは、普通は若手社員の仕事。
私も新人時代はとらされたもの。
配属初日は1時間ごとにトイレに逃げ込んだのを覚えています。
電話恐怖症を克服するには慣れるしかありません。
いつまでも逃げられるわけはないのだから、積極的にとっていけばそのうちなんともなくなります。
ただ、40年前と大きく違うのがオフィス環境。
当時はコミュニケーションのツールは電話のみ。
クレームもお礼もアポ取りもほとんどが電話。
それだけ電話を使う機会がありました。
いまではメールもSNSもあります。
さらに携帯があるので、会社に電話するより直接携帯にかけるでしょう。
固定電話を使っていない家庭も多いので、就職してはじめて誰かを呼び出す電話を受ける人も多いのではないかな。
そう考えると、電話をとる機会が減っている今の若い人はかえって気の毒。
慣れるチャンスが少ないですからね。
いつまでも苦手のままでは後輩にも示しがつきません。
かといって、これからどんどん減る電話対応の教育にコストかけるのももったいない。
そのうち、電話転送サービスに全部外線回す企業がふえて行くかもしれないな。
それにしても、5月も終わろうかという時期にどうしてこんな記事がアップされたのだろう。
4月上旬ならわかるんですが。
それだけ悩んでいる人が多いということかな。