おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

新型コロナウイルスのデマ情報 やっぱり来た

そろそろ新型肺炎がらみでデマが飛び交うころかなと思っていたら案の定です。
SNSでも、知り合いの人がシェアしていた内容がやっぱりデマでした。
まさにこの記事の内容そのものです。
私が見たSNSの内容は、ウイルスは26~27度の温度で殺せるというもの。
記事にあるように、人間の体温が36度だとしたら間違いなく死ぬわけで、これだけでも信用できないとわかります。
それでもデマを信じてしまう人が多いのは、内容がいかにもそれらしいから。
 
たとえば、今回の症状の特徴として、鼻水は出ずに乾いた咳だけ出るという表記がありました。
なんとなく信じてしまいそうです。
ダメ押しで、生姜スープなどの温かい飲み物を飲んで、身体を冷やさないようにしましょうなど、どこから見ても正しい内容をそれらしく入れています。
今回のは26度で死ぬという表示が無ければ、私も信じたかもしれません。
 
こういう手の込んだことをやる人間の目的は、おそらくコンピュータウイルスをばらまくことでしょう。
いったんそれらしい情報をばらまき信用させておいて、その後第2弾として続報を送る。
その時にウイルスをくっつけておけば、かなり高い確率で入り込めます。
まったく考えだした奴の悪知恵には頭が下がります。
 
それに比べて、わが日本政府ののんびりしたこと。
25日に基本方針なるものを策定しましたが、基本的には国民へのお願い事項。
ネトウヨの皆さんが嘲笑している韓国ですら、強制封鎖を行っている都市があるというのに。
 
日本語を教えている韓国人の生徒さんから、日本人はみんな落ち着いていますね、と皮肉とも本気ともいえない言葉をもらいました。
日本は地震や台風やらの天災がしょっちゅう発生しますから、コロナウイルスごときで騒いでいられるか、という心境が日本人にはあるのかもしれません。
 
それでも日本人の緊張感のなさはちょっと困ります。
 
先週、近しい関係の親戚が亡くなったので、お通夜の席の通夜振る舞いを最後まで参加しました。
お開き?になった後で、葬儀屋さんが残った料理をお土産に詰め始めました。
参加者の誰かが感染しているかもしれないのにです。
このご時世ですからね、誰も持って帰ろうとはしません。当たり前です。
困った喪主の人に頼み込まれて持って帰りましたが、さすがに食べるわけにはいきません。
かなり後ろめたさを感じながら、捨ててしまいました。
 
葬儀屋さんとしてはマニュアル通りだったのかもしれませんが、ちょっと考えればどれだけ危険な行為かわかるはず。
もうすこし気をまわしてほしいものです。
 
他の外食産業は大丈夫なのか、ちょっと心配になってきました。
調味料など、不特定多数の人が触るわけですからね。
少しでも感染リスクを減らすように一工夫をお願いしたいところです。
 
スポンサーリンク