おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

就活戦線異状あり だそうです。

今週の日経新聞の2面の記事に就活のことが書かれています。
タイトルは「就活戦線 異状あり」。
子供がいないせいか、現在の就職活動の詳細を知りませんが、今年あたりから従来の方法と違うようになったようです。
現在就活をしている大学生の親御さんは大体私と同じ年代ですから、気にされているご同輩も多いことでしょう。

 

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ここ10年以上も続いていた就職氷河期も終わったようで、最近は人手不足が叫ばれています。
就活自体は楽になったのだと思っていましたが、記事を読むとそう簡単な話ではないようです。
なんと、大学1年の時から始めている人もいるようです。
まあ、はやめに内々定もらってゆっくり学生生活を過ごすというのもわかりますが、3年もたつと世の中がどうなるか誰もわかりませんからね。

たとえばゴーンさんが逮捕されるとか、アメリカと北朝鮮のトップが会談するとか、3年前に誰も予想できなかったはずです。
せっかく内定もらっても、その会社や業界が傾く可能性は否定できませんし、自分の回りの環境も激変しているかもしれません。

どうしてこんなに早くなってしまったのでしょう。
1980年代前半に学生時代を過ごした私からすると、信じられないですね。
我々のころは、4年の夏スタートが普通でしたから。
確か10月に会社訪問解禁、11月が入社試験解禁で、大っぴらに内定もらえるのは11月からだったように記憶しています。もしかすると10月だったかもしれませんが。

私のちょっと前の世代は円高不況で就職活動に苦しんだようですが、それも一段落していて楽勝とは言えないまでも、まあ大体希望通りの企業で働けた人が多かったようです。
まだバブル前夜。
地に足をつけて就職活動ができた、ある意味一番ラッキーな世代かもしれません。
当時の日本企業は金太郎飴のサラリーマンを排出していた時期ですから、入社後に自社のカラーに染め上げる方法をとっていました。
だから必ずしも専門職や経験者は必要としなかったんですね。
新入社員に先輩社員がつきっきりで教えるOJTが主流でした。
その結果、自社しか通用しないスキルになって、終身雇用が崩れるにつれ泣きを見る羽目になるのですが、それはまた後の話。

当時は会社がつぶれなければなんとかなると、みんな信じていた時代でした。
今はもちろんそんなことはないわけで、学生さんはわれわれの頃の何十倍も目的意識をもって就活されていると思います。

東芝の例もあるように、大きい会社だから安心というわけではありません。
数年先もわからない世の中になっていますが、その分人材の流動化も進んでいます。
失敗を恐れずに、自分のやりたい方向に進んでいってほしいですね。

 

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