私は中学も高校も東京多摩地区の学校だったので、ムサシノ学生服の名前は知っています。
というより、多摩の学校に通っていた人で知らない人はいないんじゃないかな。
それだけに、制服が届かないというニュースを見た時はびっくりしました。
歴史のある会社だし、納品時期を見誤るとは不思議です。
大体、どの学校でも入学者数は事前にわかっているはずで、競合社がいたとしても過去の実績から受注予測はできたはず。
学生服の需要は春先にしかないのだから、受注予測は企業の1年の売上予測とほぼ同じ。
社長さんが謝罪会見をしていましたが、どんなマネジメントをしていたんでしょうね。
コロナ禍という事情があったとしても、来年も続く可能性は高いです。
そうなると、来年の新入生はムサシノ学生服に頼もうという人は激減するんじゃないかな。
あの会見を見たら、私が親だったら怖くて頼めません。
社長さんは泣き言言っているひまがあったら、原因究明と対策を早急にまとめて公表すべきでしょうね。
ちなみに私が買ったのは、ムサシノ学生服ではなくデパートだった気がします。
学校の説明会のようなものがあって、そこで採寸したような。
当時はまだ子供の数が多かったから縫製業者もたくさんいたでしょうが、今ではずいぶん減っているでしょうね。
もしかすると今回の件がきっかけで、制服を廃止する学校が増えてくるかもしれません。