夕方始まったニュースをみていたら、番組の最初から延々と福岡市議が偽ビラ配布で辞職したニュースをやっていました。
そんなに大事件でしょうか。
単なる選挙妨害の一例なのに。
国会議員ならまだわからなくもないですが、市議会議員の話。
わざわざ全国ニュースで尺とってまで報道する内容じゃないと思いますが。
なんだか統一教会と関係があると、たちまち大ニュースになる感じがします。
実際はばら撒かれた中傷ビラに、ネタとして統一教会を使っただけの話。
昨年私の住んでいる市の市長選がありました。
選挙期間中に怪文書が出回り、現市長サイドが対立候補を貶めるために作ったものと選挙後にわかりました。
その市長は現在もその座に座ったまま。
悪質さではこちらの方が上だと思っていますが、ほとんどニュースになりませんでした。
もし統一教会がからんでいたら大騒ぎになるでしょうに。
28日も政治家と統一教会の関係が判明したというニュースをやっていました。
まだまだこれから出てくるでしょうが、もうすっかり驚かなくなりました。
それよりも、今後どうやれば統一教会の政治への影響力を減らしていくかの方が大事ではないのかな。
政治家が統一教会を頼りにするのは確実に票が見込めるから。
なら、彼らの票の影響度を薄めてしまえば済む話です。
棄権したのはざっと4000万人くらいでしょうか。
このうち半分でも投票すれば、選挙の結果はかなり変わるでしょう。
少なくとも統一教会票で結果が左右されるということはないはず。
マスコミも本当に統一教会と政治家との手を切らせたいなら、投票率毎の選挙結果のシミュレーションを示すべき。
有権者もそれで判断できれば、投票率も上がると思うけど。
棄権とは、投票した人への白紙委任ということをみんなわからないと。