水曜日は昼前に日本語のリモートレッスン。
それが終わってから自宅で昼食をとります。
だいたい食べながらTVのワイドスクランブルを見るのだけれど、前都知事の舛添要一さんが出演していました。
てっきり各候補者の公約に罵詈雑言を浴びせるのかとおもったら、極めて穏当な分析。
説得力もあり、ちょっと見直しました。
番組で舛添さんは都知事に求められる能力として調整能力をあげていました。
特になるほどと思ったのが議会との調整。
知事になったらリーダーシップを発揮しなければと暴走し、議会と衝突する人が少なくありません。
ただ有権者に選ばれたのは議会も同じ。
意見が違えばどこかで折り合いをつけなければなりません。
都議会は保守もリベラルもそれなりの勢力をもっているから、一筋縄ではいかないはず。
舛添さんは実体験しているから必要な能力としてあげたのでしょう。
議会相手に大立ち回りするのは格好いいけど、都政が混乱するのであればいい迷惑。
このあたり議会に味方が多くいる小池さんと蓮舫さんが有利だろうなあ。
他の候補者は議会に足場がないわけで、当選したらどんな態度で議会に向き合うんだろう。
本気で当選したいのなら、当選したあとのことまでしっかり語ってほしいところ。
それにしても舛添さん。
色眼鏡なしで見ると響くことを言っています。
知事時代の言動から政治家への返り咲きは勘弁してほしいけど、コメンテーターとしての復活はありうるかも。
